日本の外務省が発表した海外進出日系企業実態調査(平成30年要約版)の結果によると、2017年10月1日時点でベトナムに進出している日系企業数は、前年比+7.6%増の1816拠点だったそう。
これは、世界の国、地域別で見るとなんと6位!
今ベトナムは労働力確保の生産拠点だけでなく、その豊富な若年層人口の割合からも、消費一場としての注目度も高い国。
ベトナム屈指の経済都市、ホーチミンと比べると少し遅れをとりましたが、近年のハノイの経済発展も著しく、日系企業の進出も加速中。
今回は、ベトナムの首都、政治、文化の中心地である「ハノイ」に焦点を当て、ハノイの特徴、求人の傾向、ビザ等について解説します。
ベトナム ハノイ概要
人口 | 650万人 |
---|---|
面積 | 3,344 ㎢。ベトナム 北部に位置。 |
特徴 | ベトナム北部 最大の都市で、ベトナムの首都。政治の中心地。 |
ハノイ 日系企業進出の歴史
ハノイは大手日系自動車メーカー、電気・電子の企業が2000年代に相次ぎ今もその風潮が残っています。。
大手の進出に伴い、下請けの部品工場も相次ぎ、北部だけで部品の調達やビジネスが完結できるようになっています。
求人でもやはりメーカー関連のお仕事は北部 ハノイの募集が圧倒的に多いですね。
また、北部のハノイはその位置から深セン、香港からも海上、陸上輸送でも2日で到着する便利な場所。
これもハノイへの大手日系メーカーが現在も多くの拠点を持つ理由です。
他の特徴としては、ハノイは大企業の進出の割合が高く、反対にホーチミンは中小企業が中心です。
ハノイ 求人の特徴
自動車、電気関連メーカー 営業職
建設業 マネージャー
設備業 技術者
製造業の自動車メーカー、電気・電子関連メーカーがハノイで多いのは前述したのですが、最近著しくハノイで増えてきているのが建設業、設備業、そしてサービス業です。
日系建設業・設備業の進出が相次ぐ
ベトナムが今建設ラッシュ!ということもあり。
(詳しくはこちらの過去ブログでその背景について紹介しています。
ベトナム 建設業に就くためには【求人の種類・給料の相場・具体的な就活ステップ】)
求められているのは日本や他アジア諸国で現場監督やマネージャーの経験がある人材。
現場の知識があり、現地のスタッフをまとめるマネージメント力、そして本社と密にコミュニケーションを取れる能力がある方。
日本のマーケットが現在人出不足のの状況から、昔なら駐在員を派遣する余裕があった企業ですら日本国内の人材確保で精一杯という状況の今、海外の拠点では独自で採用活動を展開する必要があるケースがほとんどです。
日本で建設業界、設備業界での経験がある方はチャンス。
その経験を十分に生かす場所がベトナム ハノイにあります。
そのような人材は需要も高いため、給料も他業種と比べると相場より高く、住居手当など福利厚生が手厚いポジションも多い傾向にありますよ。
経験により7,000USDまで交渉可能(約80万円)
住宅手当ありの案件も。
サービス業
日系企業の進出が相次ぐと、在住日本人の生活を支えるサービス業の進出が続きます。
少し前のデータですが、2015年度、ハノイ在留法人は約7000人ほど。
ホーチミンは約7800人ほどだそうです。
ハノイでは特に、教育系の求人が近年多くなってきています。
ベトナムに住む日本人は家族連れの方も多く、特に駐在組が多い北部のハノイでは子供向けの教育機関、習い事の求人が比較的多く出ます。
気になるベトナムビザの規定
取得に関しては18歳以上、健康状態が良好、過去に犯罪歴がないことが前提。
ビザの種類は、「管理職・経営者」「専門家」「技術者」の項目があり、このいずれかに合致することが必要です。
ビザの種類 |
管理者ビザ⇨CEO, COO等 専門家ビザ⇨営業職、IT,サービス業等 技術者ビザ⇨CADオペレーターなど | |
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学歴 | 大卒以上(就労許可証取得の際は、投資ライセンスに沿った内容の学歴が求められる。例:経営・営業なら経済学部、経営学部、商学部など形式的な判断) | |
就労年数 | 3年以上が原則。 | |
年齢 | 18歳以上 | |
最低給与 | 給与に関しては具体的な規制はなし。ただし、職位と給与に適合している必要がある。(社長なのに、月給10万円というのは認められない、など) | |
前職との関係 | 問われる。さらには、卒業学部と職種の関係も問われる。 |
人気職種と給料目安
営業職 USD1,500〜2,500(16万9,000〜22万円)
事務職 USD1,300〜2,000(14万3,000〜22万円)
技術職 USD2,500〜6,000(27万5,000〜66万円)
NNA jobwireのコメント
ここ2年で厳しくなったと言われるベトナムの就労(労働)ビザ。外国人労働者の雇用者は毎年、外国人が就労しようとする業務がベトナム人労働者では代替できないことを確認し、雇用者の本社が所在する省や市の人民委員会主席に対して説明書を提出しなくてはいけません。省市の人民委主席はこの説明書を検討し、関連する外国人労働者の雇用を承認する形で、面倒です。
また、ハノイは政治の中心地である機能上、人民委員会の組織が強いためビザの書類を提出した際の規律が厳しい傾向にあります。
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jobwireでは、ベトナム 現地エージェント「HR navi」と提携し、最新のベトナム求人を扱っています。
ベトナム ハノイで働きたいと検討されている方は、ぜひ一度無料相談までご連絡ください。
https://jobwire.nna.jp/blog/?p=384
現地の情報に詳しい専任のカウンセラーが全力でサポートいたします。
人口 | 650万人 |
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面積 | 3,344 ㎢。ベトナム 北部に位置。 |
特徴 | ベトナム北部 最大の都市で、ベトナムの首都。政治の中心地。 |
ハノイ 日系企業進出の歴史
ハノイは大手日系自動車メーカー、電気・電子の企業が2000年代に相次ぎ今もその風潮が残っています。。 大手の進出に伴い、下請けの部品工場も相次ぎ、北部だけで部品の調達やビジネスが完結できるようになっています。 求人でもやはりメーカー関連のお仕事は北部 ハノイの募集が圧倒的に多いですね。 また、北部のハノイはその位置から深セン、香港からも海上、陸上輸送でも2日で到着する便利な場所。 これもハノイへの大手日系メーカーが現在も多くの拠点を持つ理由です。 他の特徴としては、ハノイは大企業の進出の割合が高く、反対にホーチミンは中小企業が中心です。ハノイ 求人の特徴
自動車、電気関連メーカー 営業職
建設業 マネージャー
設備業 技術者
日系建設業・設備業の進出が相次ぐ
ベトナムが今建設ラッシュ!ということもあり。 (詳しくはこちらの過去ブログでその背景について紹介しています。 ベトナム 建設業に就くためには【求人の種類・給料の相場・具体的な就活ステップ】) 求められているのは日本や他アジア諸国で現場監督やマネージャーの経験がある人材。 現場の知識があり、現地のスタッフをまとめるマネージメント力、そして本社と密にコミュニケーションを取れる能力がある方。 日本のマーケットが現在人出不足のの状況から、昔なら駐在員を派遣する余裕があった企業ですら日本国内の人材確保で精一杯という状況の今、海外の拠点では独自で採用活動を展開する必要があるケースがほとんどです。 日本で建設業界、設備業界での経験がある方はチャンス。 その経験を十分に生かす場所がベトナム ハノイにあります。 そのような人材は需要も高いため、給料も他業種と比べると相場より高く、住居手当など福利厚生が手厚いポジションも多い傾向にありますよ。 [blogcard url="https://jobwire.nna.jp/vietnam/736"] 経験により7,000USDまで交渉可能(約80万円) [blogcard url="https://jobwire.nna.jp/vietnam/622"] 住宅手当ありの案件も。 [blogcard url="https://jobwire.nna.jp/vietnam/570"]サービス業
日系企業の進出が相次ぐと、在住日本人の生活を支えるサービス業の進出が続きます。 少し前のデータですが、2015年度、ハノイ在留法人は約7000人ほど。 ホーチミンは約7800人ほどだそうです。 ハノイでは特に、教育系の求人が近年多くなってきています。 ベトナムに住む日本人は家族連れの方も多く、特に駐在組が多い北部のハノイでは子供向けの教育機関、習い事の求人が比較的多く出ます。 [blogcard url="https://jobwire.nna.jp/vietnam/595"] [blogcard url="https://jobwire.nna.jp/vietnam/590"]気になるベトナムビザの規定
取得に関しては18歳以上、健康状態が良好、過去に犯罪歴がないことが前提。 ビザの種類は、「管理職・経営者」「専門家」「技術者」の項目があり、このいずれかに合致することが必要です。ビザの種類 | 管理者ビザ⇨CEO, COO等
専門家ビザ⇨営業職、IT,サービス業等
(通常のオフィス業務の場合はこちらのビザが多い)
技術者ビザ⇨CADオペレーターなど
(外国の教育機関で専門的な仕事の勉強を1年以上経験し、卒業後関連業務の経験が3年以上ある方)
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人気職種と給料目安
営業職 USD1,500〜2,500(16万9,000〜22万円) 事務職 USD1,300〜2,000(14万3,000〜22万円) 技術職 USD2,500〜6,000(27万5,000〜66万円)NNA jobwireのコメント
ここ2年で厳しくなったと言われるベトナムの就労(労働)ビザ。外国人労働者の雇用者は毎年、外国人が就労しようとする業務がベトナム人労働者では代替できないことを確認し、雇用者の本社が所在する省や市の人民委員会主席に対して説明書を提出しなくてはいけません。省市の人民委主席はこの説明書を検討し、関連する外国人労働者の雇用を承認する形で、面倒です。 また、ハノイは政治の中心地である機能上、人民委員会の組織が強いためビザの書類を提出した際の規律が厳しい傾向にあります。 ------ jobwireでは、ベトナム 現地エージェント「HR navi」と提携し、最新のベトナム求人を扱っています。 ベトナム ハノイで働きたいと検討されている方は、ぜひ一度無料相談までご連絡ください。 https://jobwire.nna.jp/blog/?p=384 現地の情報に詳しい専任のカウンセラーが全力でサポートいたします。 " ["post_title"]=> string(123) "ベトナム首都、ハノイ 日本人向け求人傾向を解説【ベトナム就労ビザ規定も詳しく説明】" ["post_excerpt"]=> string(0) "" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(9) "post-2288" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(35) " https://jobwire.nna.jp/blog/?p=384" ["post_modified"]=> string(19) "2022-10-24 17:56:09" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2022-10-24 08:56:09" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(35) "https://jobwire.nna.jp/blog/?p=2288" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(4) "post" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" }- 国・地域別
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