台湾民間シンクタンクの台湾経済研究院(台経院)が5日発表した2024年12月の製造業景気指数は14.87となり、前月の修正値から2.77ポイント上昇した。上昇は2カ月連続。景気信号は4カ月ぶりに安定を表す「緑」となった。
景気信号の色は、同指数が18.5ポイント以上で繁栄を表す「赤」、18.5~16ポイントで上昇を示す「黄赤」、16~13ポイントで緑、13~10.5ポイントで低迷傾向を表す「黄青」、10.5ポイント以下で衰退を表す「青」となる。
台経院は、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)向けの輸出が旺盛で、「需要」や「原材料の投入」の指数を引き上げたと説明。一方、域内の製造業で景気を「悪い」と見る企業が前月から増え、「経営環境」の指数を押し下げたとした。
産業別の景気信号を見ると、赤の比率は23.89ポイント拡大の25.02。緑は2.29ポイント拡大の17.94、黄青は11.77ポイント拡大の26.19。一方、黄赤は3.81ポイント縮小の18.48、青は34.15ポイント縮小の12.36となった。
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景気信号の色は、同指数が18.5ポイント以上で繁栄を表す「赤」、18.5~16ポイントで上昇を示す「黄赤」、16~13ポイントで緑、13~10.5ポイントで低迷傾向を表す「黄青」、10.5ポイント以下で衰退を表す「青」となる。
台経院は、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)向けの輸出が旺盛で、「需要」や「原材料の投入」の指数を引き上げたと説明。一方、域内の製造業で景気を「悪い」と見る企業が前月から増え、「経営環境」の指数を押し下げたとした。
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