14億人超の巨大市場インドは、若く豊富な労働力と高い経済成長率で世界中の注目を集めています。そんなインドでの就職は、多くの日本人にとってキャリアと人生を大きく左右する可能性を秘めているともいえます。本記事では、インド就職の実態を給与・年収、生活費、キャリア展望の観点から解説します。
※本記事はGlobal JapanのYoutubeチャンネル「インド進出支援ちゃんねる」より内容を一部抜粋してご紹介します。詳細は是非、動画本編をご覧ください。
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インド就職って稼げるの?給与と年収、生活費の実態を暴露します【インド駐在】
なぜインド就職なのか?基本的な魅力とは
インドは平均年齢が20代と若く、人口大国であり、長期的な経済成長が期待される国です。特に2024年頃からは大きな経済の転換期を迎え始めており、この「時流」に乗ることがキャリア形成において大きな意味を持つでしょう。
ビジネスの現場では、英語が完全に共通言語として使われています。高い英語力があれば、専門的なスキルがなくとも一定の評価を得られる可能性があり、自身の仕事観や人生観をグローバルな視点で見つめ直す貴重な機会となります。
さらに、インドに滞在する日本人は1万人未満と、他の主要国と比較して非常に少なく、日本人としての市場価値や希少価値を高める大きなチャンスがあるとも捉えられます。
インド就職の求人動向とキャリア展望
インド就職の大きな魅力の一つは、未経験でも飛び込めるポジションが比較的多く、また大手企業に就職できるチャンスも少なくない点です。
インドでの現地採用経験は、日本国内でも高く評価されることが多く、以下のようなパターンでキャリアアップを実現するケースが多く存在します。
- インド就職 → 帰国後に大手企業へ転職 → 海外駐在:
インドでの実務経験と英語力を武器に、帰国後に国内の大手企業へ転職し、その後、東南アジアなど他国へ駐在員として赴任 - インド就職 → 本社採用 → 駐在員としてインドに再赴任:
現地採用としての実績が評価され、インド子会社から日本本社の採用に切り替わり、駐在員として再びインドでより高いポジションで活躍 - インド就職 → 国内転職で新しいキャリア構築:
インドでの幅広い業務経験、特に事業立ち上げ初期フェーズでの経営に近い貴重な経験を活かし、インド国内のコンサルティング会社や事業会社の専門部門へ転職したり、自ら起業する等
インドにおける給与水準
インドで年収は「CTC(Cost to Company)」という総額で表記されるのが一般的です。CTCには、日本の社会保険料にあたるPF(Provident Fund)の会社負担分も含まれ、手取り金額を計算する際には、CTCの金額から税金(所得税)、社会保険料の本人負担分に加えて、社会保険料の会社負担分も差し引く必要があります。
一般的な給与水準の目安は以下の通りです。
- 営業・事務経験有、海外勤務が初めての若手人材:年収180万~250万ルピー
- 高い英語力や海外経験有の若手人材:年収250万~300万ルピー
- 海外でのマネジメント経験や専門スキルを持つシニア:年収300万~500万ルピー
インドでの生活費と暮らし
インドでの生活について不安を感じる方もいるかもしれませんが、意外にもしっかりと貯金ができ、高金利での資産運用も可能です。
- 家賃相場と住居の特徴
現地採用の多くは、月額3万~4万インドルピー(日本円で約5万~7万円)の住居に暮らしています。例えば、ベンガルール市内のアパートでは、4万ルピーで2BHK(2LDKに相当)の間取りが一般的で、広さは140平米ほどと日本よりもかなりゆったりしています。 - 食費
自炊をすれば食費をかなり安く抑えることができます。一方で、日本食レストランなどでの外食は高く、一人あたり5,000円程度はすぐに超えるため、外食の頻度は予算と相談が必要です。 - 交通費
Uberやオートリキシャ(三輪タクシー)での市内移動は比較的安価で便利です。また、主要都市を走るメトロも50~100円程度で利用でき、比較的きれいで快適です。 - 月間の生活費試算と貯蓄
月給20万インドルピーの場合、手取りは約14万5,000インドルピー(約25万円)になります。外食を頻繁にしたとしても、毎月約5万インドルピー(約8万円)程度の貯金は可能かと思います。
インドでの就職は、地域ごとの多様性や社会的課題に直面することもありますが、多くの日本人にとってキャリアアップの可能性を秘めています。より詳細なインド就職の現状や、ポイントについては是非本編動画もご覧ください。
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インド就職って稼げるの?給与と年収、生活費の実態を暴露します【インド駐在】
- 営業・事務経験有、海外勤務が初めての若手人材:年収180万~250万ルピー
- 高い英語力や海外経験有の若手人材:年収250万~300万ルピー
- 海外でのマネジメント経験や専門スキルを持つシニア:年収300万~500万ルピー
インドでの生活費と暮らし
インドでの生活について不安を感じる方もいるかもしれませんが、意外にもしっかりと貯金ができ、高金利での資産運用も可能です。- 家賃相場と住居の特徴 現地採用の多くは、月額3万~4万インドルピー(日本円で約5万~7万円)の住居に暮らしています。例えば、ベンガルール市内のアパートでは、4万ルピーで2BHK(2LDKに相当)の間取りが一般的で、広さは140平米ほどと日本よりもかなりゆったりしています。
- 食費 自炊をすれば食費をかなり安く抑えることができます。一方で、日本食レストランなどでの外食は高く、一人あたり5,000円程度はすぐに超えるため、外食の頻度は予算と相談が必要です。
- 交通費 Uberやオートリキシャ(三輪タクシー)での市内移動は比較的安価で便利です。また、主要都市を走るメトロも50~100円程度で利用でき、比較的きれいで快適です。
- 月間の生活費試算と貯蓄 月給20万インドルピーの場合、手取りは約14万5,000インドルピー(約25万円)になります。外食を頻繁にしたとしても、毎月約5万インドルピー(約8万円)程度の貯金は可能かと思います。
インド就職って稼げるの?給与と年収、生活費の実態を暴露します【インド駐在】

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