フィリピンのニッケル生産・採掘大手グローバル・フェロニッケル・ホールディングス（ＧＦＮＩ）は26日、2023年採掘シーズン（23年３～10月）の中国向け輸出を開始したと発表した。第１弾として、ニッケル含有度1.2％の低品位ニッケル鉱５万5,300湿トンを積んだ船が24日にフィリピンを出港した。
傘下のプラチナ・グループ・メタルズ（ＰＧＭＣ）が輸出する。グローバル・フェロニッケルのダンテ・ブラボー社長は「天候次第になるが、今年は91回に分けて計500万湿トンを輸出する」と話した。500万湿トンのうち、中品位が60％、低品位が40％を占めるとみている。
世界最大のニッケル消費国である中国では、新型コロナウイルス禍の収束と電気自動車（ＥＶ）の生産拡大を背景に、さらに消費が伸びると予想されている。

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傘下のプラチナ・グループ・メタルズ（ＰＧＭＣ）が輸出する。グローバル・フェロニッケルのダンテ・ブラボー社長は「天候次第になるが、今年は91回に分けて計500万湿トンを輸出する」と話した。500万湿トンのうち、中品位が60％、低品位が40％を占めるとみている。

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