韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車の2022年の東南アジア六大市場での合計販売台数のうち、ベトナムが72%を占めた。VNエクスプレスが5日伝えた。
ベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールの総販売台数19万8,804台だったのに対し、ベトナムの販売は14万2,311台だった。
ベトナムでの販売台数は現代が8万1,582台でトヨタに次ぐ2位、起亜は6万729台で3位で、同国市場における現代・起亜の合計シェアは28%。それぞれ10車種を投入し、車種数ではトップだった。
両社がそろって3位までに入ったのはベトナムのみ。他の5カ国でのシェアはそれぞれ1%未満だった。
両社はベトナムに組立工場を構えているため同国での品ぞろえや価格帯を充実させやすく、これが客層の拡大につながっているとみられる。
南部ホーチミン市の中古車販売業者は「若者を中心に韓国車が人気を増している」と指摘。販売店が現地の習慣を理解していることや、大半のセグメントで日本車よりも価格が安いことを人気の要因に挙げた。
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ベトナムでの販売台数は現代が8万1,582台でトヨタに次ぐ2位、起亜は6万729台で3位で、同国市場における現代・起亜の合計シェアは28%。それぞれ10車種を投入し、車種数ではトップだった。
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