1. 「研修ビザ」とはどんなビザ?
香港には「就労ビザ」とは異なる「研修ビザ」という種類のビザがあります。このビザは、受け入れ企業先にて最長12ヶ月までトレーニングができ、業務上の技術、技能、知識の習得を目的としたビザです。就労ビザとは異なりますが、企業をビザスポンサーとして申請するので、受け入れ先企業はあらかじめ決定されている必要があります。また、期間の延長更新は不可能です。就労ビザへのビザステータスを変更することもできません。
どういうことなのか、詳しくみていきましょう。
2. 申請の条件
まず、研修ビザを申請する際には、申請者と雇用主は以下の条件を満たすことが必要です。就労ビザと異なる点は「研修スケジュール」です。どの程度の期間、何を習得するために、どんなポジションを用意して何の領域の研修をするのか、なるべく具体的に記載するとよいでしょう。
(1)申請者に求められる条件
・犯罪歴や入国拒否の履歴がないこと。
(2)雇用主、スポンサーに求められる条件
・香港の企業(ビザスポンサー)に、自宅とは別のオフィスや、銀行口座があること。
・ローカルスタッフを雇用していること。
・研修スケジュールを提出できること。
3.申請費用
研修ビザ取得サポート費用: 10,000HKD
※新規のお客様は初回のみ3,000HKDを追加請求させていただきます。
4.必要書類
【申請者の必要書類】
・申請書
・顔写真(縦5cm × 横4cm)
・パスポートコピー
・最終学歴の証明書(英文)
・在籍証明書(英文)
【雇用主の必要書類】
・申請書
・雇用契約書
・会社登記関連書類
・会社財務状況証明書類
・会社事業内容詳細
・ビジネスプラン
・研修スケジュール
5.取得までの期間
香港入国管理局のHPには「全ての必要書類を受け取ってから通常4週間」と記載されています。しかし、時には追加書類が求められることもあるので、必ずしもこの期間で降りるとは限らない点に注意が必要です。
6. 研修ビザの更新
研修ビザについては1年間の発給期間が定められており、延長はできません。
7. 研修ビザに関するQ&A
Q「ほかの種類のビザへの切り替えは可能ですか?」
→A.残念ながら、切り替えは認められていません。就労ビザを取得したい場合は、新規に申請しなおすことが必要です。ただし、一度香港に入境して研修ビザを取得しているため、通常の就労ビザの取得については有利になることが多いようです。
Q「研修ビザを取得していれば、学歴や職歴が就労ビザの要件を満たさなくても有利になるのでしょうか」
→A.学歴や職歴については、あくまでそれまでの業務経験や、新規で申請しようとしている就労先の業務との関連性が重視されます。研修ビザを取得したからといって必ずしも就労ビザが取得できるわけではなく、また就労ビザのほうが一般的に難易度が高いため、不安がある場合は必ず専門家に相談するようにしてください。
NAC HRでは、在香港の外国人向けの中国ビザ(就労ビザ・商務ビザ・家族ビザなど)の取得サポートを行っております。いつでもお問合せくださいませ。ただ、ビザを取得・保有している場合であっても、最終的な入国の可否は出入国審査官の判断によりますこと、ご了承くださいませ。
お問合せはこちら:
NAC HR (ASIA) LTD.
TEL: (852)2522-0686
URL: www.nachrasia.com
E-mail: enquiry@nachrasia.com
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どういうことなのか、詳しくみていきましょう。
2. 申請の条件
まず、研修ビザを申請する際には、申請者と雇用主は以下の条件を満たすことが必要です。就労ビザと異なる点は「研修スケジュール」です。どの程度の期間、何を習得するために、どんなポジションを用意して何の領域の研修をするのか、なるべく具体的に記載するとよいでしょう。
(1)申請者に求められる条件
・犯罪歴や入国拒否の履歴がないこと。
(2)雇用主、スポンサーに求められる条件
・香港の企業(ビザスポンサー)に、自宅とは別のオフィスや、銀行口座があること。
・ローカルスタッフを雇用していること。
・研修スケジュールを提出できること。
3.申請費用
研修ビザ取得サポート費用: 10,000HKD
※新規のお客様は初回のみ3,000HKDを追加請求させていただきます。
4.必要書類
【申請者の必要書類】
・申請書
・顔写真(縦5cm × 横4cm)
・パスポートコピー
・最終学歴の証明書(英文)
・在籍証明書(英文)
【雇用主の必要書類】
・申請書
・雇用契約書
・会社登記関連書類
・会社財務状況証明書類
・会社事業内容詳細
・ビジネスプラン
・研修スケジュール
5.取得までの期間
香港入国管理局のHPには「全ての必要書類を受け取ってから通常4週間」と記載されています。しかし、時には追加書類が求められることもあるので、必ずしもこの期間で降りるとは限らない点に注意が必要です。
6. 研修ビザの更新
研修ビザについては1年間の発給期間が定められており、延長はできません。
7. 研修ビザに関するQ&A
Q「ほかの種類のビザへの切り替えは可能ですか?」
→A.残念ながら、切り替えは認められていません。就労ビザを取得したい場合は、新規に申請しなおすことが必要です。ただし、一度香港に入境して研修ビザを取得しているため、通常の就労ビザの取得については有利になることが多いようです。
Q「研修ビザを取得していれば、学歴や職歴が就労ビザの要件を満たさなくても有利になるのでしょうか」
→A.学歴や職歴については、あくまでそれまでの業務経験や、新規で申請しようとしている就労先の業務との関連性が重視されます。研修ビザを取得したからといって必ずしも就労ビザが取得できるわけではなく、また就労ビザのほうが一般的に難易度が高いため、不安がある場合は必ず専門家に相談するようにしてください。
NAC HRでは、在香港の外国人向けの中国ビザ(就労ビザ・商務ビザ・家族ビザなど)の取得サポートを行っております。いつでもお問合せくださいませ。ただ、ビザを取得・保有している場合であっても、最終的な入国の可否は出入国審査官の判断によりますこと、ご了承くださいませ。
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香港・マカオ情報
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ビザ・入出届